清玩堂(せいがんどう)のしごと

清玩(せいがん)という言葉には、器物についての自らの好みを人に押し付けず、競わず、争わず、眦(まなじり)を決することなくのびのびと愛するというような意味があるそうです。

清玩堂は、店主がご縁をいただいたお店やブランドの商材を、店主の趣味嗜好の色眼鏡を通さずにそのままご紹介する「セレクトしない」お店としてスタートしました。

しかしながら、「セレクトしない」という姿勢を貫くには、店主自身の品物への興味やお客様への関心を抑制しなければならない場面が多くあります。

「これが良い」「いや、こちらの方が良い」という濁りから離れ、それでいて選ぶ人それぞれの清玩の心に適う店づくり、商売とはどのようなものか、考えた末に手掛けるようになったのがお客様の要望に応えながら販売を行うオーダーメードのサービス開発です。

老舗の手掛けた逸品、しっかりした産地のお米、創意工夫とセンスにあふれた製作者の手になる器物、長く付き合い続けたけれどくたびれ始めてしまった品物がよみがえる技――

そうした「手仕事」をお客様一人一人のご希望に沿う形でお届けしたい。

清玩堂ではすでに着物や制服のリメイクを上市し、さらにいくつものオーダーメードサービスの開発を継続しています。

お客様が気に入った品物とストレスなく長く付き合える幸せに資するために、清玩堂はこれからも知恵を絞ってまいります。

店主拝

取り扱い店舗・商材

2022年9月現在・50音順

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